スペシャル取材

明るい未来をつくるため、日本の地方経済を活性化させたい! セイザブロウ株式会社 代表取締役CEO 加藤紘道

自然・食・体

富山県生まれ。セイザブロウ株式会社 代表取締役CEO。
2003年に新卒としてキユーピー株式会社に入社、物流企画部に配属され、グループ全社の在庫削減や受注発注の改善といった業務に携わる。その後、2007年に株式会社ワークスアプリケーションズに転職し、会計システム導入コンサルタントを担当。2015年に独立し、セイザブロウ株式会社を起業する。日本各地の水産物を海外に出荷する他、地方の加工用農産物を使用した商品開発・販売にも注力。海外展開を通じ、日本の地域産業を盛り上げるべく精力的に活動している。

日本のローカル地域と海外を繋ぐ!地方経済を活性化させるべく活動中!!

このお仕事をされる上での信条を教えてください。

一番に「日本の地方経済を活性化させたい」という思いを掲げて活動をしています。
現在、水産業を始めとする日本の地域産業は衰退の一途を辿る一方です。地方に魅力的な仕事があれば、若者も前向きな気持ちで地元に残り、明るい未来を作ることができるのではないかと思います。
また、地方からダイレクトに海外マーケットにアクセスできるプラットフォームを作ることができれば、日本の都心と地方をつなぐ以上のインパクトが与えられるはずです。
弊社では、地方の商材を多くのお客様に受け入れてもらうために、既存商品の品質アップなどについても徹底しています。特に現状、食品の衛生管理についてはいい加減なところも多いので、「安心・安全」に対して真摯な姿勢で取り組んでもらえるよう、こちらも本気でその地域の商材や産地にぶつかっていますね。地域の方から見ると「なんなんだ」と思われることもありますが、まずはそういったところで真面目に取り組めない限り、地方の商売を伸ばしていくことは難しいと考えています。
また、海外展開をすることで、新規マーケットの可能性も広がり、自分が支えたいと思っていた方々のお役により一層立てると思っています。

日本の水産業を強くするためにこの活動をし続けないといけない!

このお仕事を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

私は富山県の漁村出身なのですが、毎年帰省するたびに自分の生まれ育った故郷が衰退していく様子を寂しく感じていました。そこで「地元の水産業をなんとかしたい」とビジネススクールで知り合った仲間たちと活動を始めたところ、日本の水産業は予想以上に衰退しており、地方に力が無くなってきているという事実に愕然としました。四方を海に囲まれている日本の水産業を強くするため、この活動を続けないといけないと強く感じたことが、この仕事を始めたきっかけです。
ただ、私はもともとキューピーという大企業に勤めていて、当時は始発に乗って終電で帰るというモーレツ社員だったんですね(笑)。それくらいがむしゃらに働いていたんですけど、定年後の再雇用で郵便物を配る姿を目にしたり、企業年金の減額書類に印鑑を押したりするうちに、大企業で出世をして退職……というのは自分の中で夢がないなと感じたんです。そこでベンチャー企業へ転職をしたんですが、とにかく自身の中で大企業を辞める、ということは精神的にかなりハードルの高い出来事でした。例えば両親が息子の勤め先を聞かれた時に知名度の高い企業の名を言える、そういったことをすべて脱ぎ捨てることに非常に葛藤がありましたね。そういった葛藤を超えれば、後はもう独立起業へ一直線でした。大企業にいた経験から社員をどんどん増やすよりは、しっかりと動くコアメンバーで稼げる会社が理想です。

新しい取り組みでもあきらめずに継続してやり続けることが重要!

「このお仕事を続けていて良かった」と思うのはどういった時でしょうか?

まだ起業して2年目ですので「やっていてよかった」とは実感できていないのですが、ようやく自分の思い描くビジョンが実現できそうなところまでこぎつけました。
新しい取り組みというのは、なかなか理解していただけないこともあり、こちらが良かれと思っていても裏目に出たり、反感を買ってしまい嫌な思いをすることもあります。しかし、そこであきらめずに継続してやり続けることが重要だと考えています。このフェーズを乗り越えれば、「やっていてよかった!」と実感できるのではないかなと思います。

まずは一歩踏み出し、ひとつひとつ自分のできることからアクションしてほしい

今後の目標を教えてください。

今は茅ヶ崎というローカルエリアから、どのように世界のマーケットに発信していくか、ウェブ上でどう集客していくかを研究しながらひとつずつマーケットを広げていきたいと考えています。実際にASEANの主要なお客様と継続的な取引を行い、その結果新しい商材を全国各地で実施できるようになりたいですね。越境ECの立上げも視野に入れているので、現在想定している事業をフルラインナップでそろえていく事が目標です。
実は現在、海外の展示会に出展している多くの日本人は、日本人コミュニティを対象とした営業しかできていないんです。それは逆に弊社にとっては大きなチャンス。弊社は中国語、英語のネイティブ人材を起用して動いているので、そこを武器にして日本人がいないマーケットで一気に成長を加速させていきたいです。

最後にこのページをご覧になっている方へのメッセージをお願いします。

メディアなどの二次情報は本当に自分が知りたいこととは限りません。まずは足を一歩踏み出して現場にでかける事が重要。自分で現場に足を運び、自分が感じた内容から本当にやりたい事、こんな社会にしたいという動機が生まれ、それが最終的にビジネスになっていくと思うので、ひとつひとつ自分のできることからアクションしていってもらいたいですね。
私自身も独立起業した当初、自分がこんなにも漁船に乗るとは思っていませんでしたよ(笑)。でも実際に漁船に乗って自分の心が踊るという事実があり、そこにもやりがいを見出しています。
とりあえずやってみないとわからないので、実践あるのみですね。試されているうちに地盤も固まっていきますし、いろんな失敗を踏んでこそ、自分の軸や判断基準が完成してくると思います!

ゆめかなう編集部

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