スペシャル取材

働く場所にとらわれないワークスタイルをつくる! シッピーノ株式会社 代表取締役 田渕健悟

田渕さん テクノロジ

大学卒業後、大手開発に就職、3年間SEとして働き、ITの基礎や技術を習得。その後同期社員と会社を立ち上げる。Web開発をメインに事業の拡大をはかり、数億円規模の会社に成長させる。いつでもサーフィンできる生活と高い年収のワークライフバランスを実現したいと湘南に移住し、法人を立ち上げ。2015年 ECサイトの出荷業務を自動化するWebサービス「シッピーノ」を開発、サービス開始後約1年にして既に全国数百社のネットショップに導入されるなど急成長を続けている。

人にしかできない価値を創造する生産的な業務にもっと時間を費やしてほしい

このお仕事をされる上での信条を教えてください。

業務の効率化を突き詰めれば、働き方はもっとよくなる。
人の手で行う作業や業務は、様々な工夫や仕組み化、効率化によって、もっとシンプルにすることができます。
ルーチンワークや人がやらなくても良い業務はどんどん自動化して、人にしかできない、価値を創造するような生産的な業務にもっと時間をかけられるようにしたい。
そうする事で、働き方はどんどん良くなると思います。
弊社は、EC事業者さんの日々のルーチンワークを全て自動化するWebサービス「シッピーノ」を提供しています。ネットショップ運営の現場は、ルーチンワークで溢れています。注文を受け付ければサンクスメールを送り、注文内容をチェックして、梱包・出荷作業、様々な帳票の出力、出荷完了のメール送信など。
EC事業者の多くは中小企業で、現場はそんな業務に忙殺されているのが現状です。また、ネットショッピング利用者が増えれば、価格勝負に陥り競合と同じような商品を扱っているだけではどんどん運営が厳しくなってきます。さらに海外からの低価格な商品もどんどん日本に入ってきているので、商品力が無い、付加価値が無い商品を扱っている事業者はどんどん苦しくなってきます。
シッピーノは、そんな事業者を圧迫する日々の業務を全て自動化し、事業者の時間を圧倒的に生み出す事が可能なサービスです。
弊社自身もEC事業を行っており、自社サービスのシッピーノを利用して、店舗運営を完全自動化しています。
人生の尺度で考えると、家族との時間であったり、自分の時間であったり、仕事以外の部分での時間の価値はかなり大きいと思います。
仕事に追われ、長い通勤時間をかけて、そんな大事な時間を毎日削り続けるのではなく、いかに効率的に、生産的に仕事をして、人生の価値を上がることができる、それを実現させるという事を信条にしています。

Webやテクノロジーを使い、これまでとまったく違う働き方を実現させている日本人との出会い

このお仕事を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

Webやテクノロジーを使うと、これまでとまったく違う働き方を実現できる。それを目の当たりにしたのが学生時代のバリ島でした。
1999年頃、インターネットもまだまだ一般的でなかった時代に、バリ島でリモートで日本企業のWebサイト構築を請け負っていた日本人に出会い、そのワークスタイルを目の当たりにしたときに、web技術は働き方を変えると確信しました。その後、2003年にITの基礎を学ぶために大手開発会社に就職、SEを3年ほど経験して、すぐに同期社員と会社を作りました。
WEB技術は働き方を変えると確信していたから、会社をつくることに迷いはありませんでした。大手開発会社では、プログラムや、デザイン、WEBをつくる仕事を経験。そこでのスキルや経験があったので、独立してもやっていけるという自信がありました。
起業当初は、eBayで海外商品を購入し、日本のヤフオクで販売する事で二人の生活費を捻出しながら、サービスを立ち上げました。当時はブログがはやり始めていた時期で、ブロガーが記事を書く事で収入を得られるようなサービスを行っていました。
そのサービスが数億円ほどの規模感になったところで、もっと自分自身のワークスタイルを変えたいと思い、独立・茅ケ崎に移住。
はじめは自由にフリーランスでやっていこうと思い、海まで1分の自宅で、毎日サーフィンをしながら、Webの開発やコンサルなどを開始。仕事を続けるうちに自分と同じようなワークライフスタイルの人が集まる会社を作りたいと思い、現在の法人を立ち上げました。
しばらくはWeb開発などの事業をメインにしていましたが、やはりそういう世界観のサービスを作りたいという思いがずっとあり、現在のサービスを立ち上げることになりました。EC事業で何かサービスを作りたい、というよりはWeb技術で働き方を一変できるようなサービスというテーマで、巡り合ったのがたまたまECだったという感じです。

作業の効率が実現し、感謝のお言葉をいただいた時

「このお仕事を続けていて良かった」と思うのはどういった時でしょうか?

EC会社さんの作業の効率が実現し、感謝のお言葉をいただいたときとても嬉しく思います。
「問題の原因、共有、訓練、改善、見直し等のPDCAを回さなければいけないと考えていたところ、今回、シッピーノ自動化システムを入れる事で 問題が全て解決してしまいました。お陰様で、弊社メンバーがルーチンワークではなく、クリエイティブな所に時間をかける事ができるようになりそうです。PDCA自体は大切な事ではありますが、不要なPDCAは要らないという事を勉強することが出来たと思います」こういった感謝の声を利用者さんから数日に1回ほどのペースでいただいており、「シッピーノ」はEC事業者さんにとって必要不可欠な存在になってきていると実感しております。
また、湘南地区はWEBデザインやEC事業をお仕事にしている人が多い中、都内や横浜まで出勤しなくても、地元でWEBデザインやECのお仕事を続けられることに喜んでいるスタッフを見ると、うれしくなると同時に、この仕事を始めて本当によかったと心から思います。

働く場所にとらわれないワークライフバランスを実現できている会社に

今後の目標を教えてください。

現在のご利用いただいているのは約500社ほどですが、3年以内に5,000社まで増やしたいと思っております。
ユーザーさんの業務が、「ちょっと楽になった」レベルではなく、「劇的に変わった」というような状況を、もっともっと広めていく必要があると思うのです。そんなうれしい声が、毎日何件も届くような状況を目指します。
さらにサービスを提供する弊社自身が、より業務の効率化を進め、EC運営のみならず様々な業務を効率的に行う組織体になり、「湘南で素晴らしいワークライフバランスを実現できている会社」になろうと思います。

最後にこのページをご覧になっている方へのメッセージをお願いします。

「とりあえず、やってみようよ!」その一言につきます。
自分は、会社を立ち上げるときに、不安や怖いという思いはありませんでした。それは、大手開発会社でプログラムやデザイン、ウェブを作っていたスキルと経験があったからです。みなさんも、“これでいける!”という何かしらの自信やスキル・経験を持つことが重要だと考えます。
その自信やスキル・経験を武器に、「とりあえず、やってみようよ」と伝えたいです。

ゆめかなう編集部

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